ズルい女

日記を綴るつもりでブログを開設したんだけど全然更新できるような内容のない生活だったのですが、最近ちょっと色々ありまして、その事について書こうと思い筆を持っています。(書くまでにだいぶ時間がかかってしまった)

 

わたしの恋はいつもだいたい3ヶ月目安で更新されて行く傾向があるようだ。

以前お付き合いしていた人とも3ヶ月でフラれた。初めての人だった。曽我部恵一を愛すとても穏やかで優しい人だった。怒ることを知らないんじゃないかなっていうくらい。でも別れる時は(文面でしか分からないんだけど)わたしに対して怒っていた。わたしが悪かった一面があるのは重々反省はしているがそれが引き金ではないらしい。多分相性が悪かったんだと思う。こればかりはしょうがない。しばらく引きずったけどもう顔も忘れた。

 

それからマッチングアプリとか紹介とかとにかく忘れるために新しい出会いを探した。街コンや婚活イベントにだって行った。出会いにはいつも貪欲だ。何人もの人とご飯に行って話をした。でも次の約束まで結びつかない。その場限りの都合のいい女なのか。くよくよしてはいられない。

 

そんな中で一人だけ次の約束へ結びつく人がいた。A君だ。A君は初めて会った日、雨宿りに寄ったシティホテルのロビーで川の流れを眺めながらコーヒーだけで3時間くらい時間を潰した人だった。しかもその殆どが無言…。コミュ障か女性経験がない人なのかな。正直苦痛だった(笑)でもceroが好きという音楽の趣味が合いそうな人だったので単純に仲良くなってみようと思った。

 

来る日も来る日もわたしを誘い出した。いつもランチしか誘ってこない。話題のお店に連れて行ってくれて毎回ご馳走してくれる。好きな音楽と映画以外はあまり共通点がなかった。あと世間のことを知らなすぎる。わたしが今コレがキテるみたいな話をしてもあまり響いていないようだった。話のほぼ9割くらいがわたしが話をしているようなもので場の雰囲気はまぁ盛り上がらない…。笑った顔が見たくて冗談めいた話をしてもあまりウケてないのか笑ってはくれない、すぐ硬い表情に。仕事の話を振ってみても親の七光り系なのか大して会社では使い物にならないのか自分からそうゆう話はしてくれない。しまいにはわたしが気を使ってしまうループへと入る。A君はLINEで楽しかったと言ってくれるがわたしは楽しくはなく俄然疲れた。LINEの喋り方と現実に温度差があるのが余計気になった。わたしはきっとA君に対して壁を作ってしまっているのかもしれない。

 

そして先日、ドライブへ出かけた。わたしの好きなnever young beachをかけてくれた。ご機嫌そうに見えても実は空元気に口ずさんでみたりして明るく振る舞う。わたしはその日、近々バレンタインだからと気を使って(何回目の気遣い?)カバンにチョコレートを忍ばせていた。告白するわけでもない。ただバレンタインだから、だ。今考えて見たらズルい女だ。

その日は一緒にnever young beachのコンサートを見た。開演前とかによくある暗い場所でよくカップルが近づいて見惚れあったりささやき合ったりすることはなかった。コンサートは楽しかった、とても幸せな気持ちになる。帰りに感想を言い合うのかと思ったら無言…。一緒に見たいと言っていた映画「勝手にふるえてろ」を結局A君は一人で見たらしくその感想を教えてくれる。でもあまり内容が入ってこないし何故か二人の視線が合わない。

車は途中のサービスエリアに止まる。A君が頭がいたいと言い、頭痛薬を飲みちょっと休憩。しばらくの静寂。沈黙を紛らわそうとスマホに目をやるわたし。そして名前が呼ばれる。

 

「好きです、付き合ってください」

 

初めて人から告白された。頭が真っ白になって返す言葉がなかった。でもこのタイミングじゃなくても…ムードの神様〜〜!なんで頭がいたい時に人は告白ができるのか…。

好きってなんだろう。付き合うってなんだろう。ふと頭は冷静だった。付き合ったらあんなことやこんなことをするんだよな〜ってみんなが思いつくであろう一つ一つを考えた。

無理だ、この人とは無理だ、だって顔も好みではないし話していてこんな無愛想だし恋人として好きと思える要素が一つもない。万が一男女の仲になったりしたなら全然心地よくない!しかもなんだこの映画のワンシーンを切り取ったみたいなぎこちないセリフは…。世間のカップルの皆さん、告白ってこうゆうものなのですか?

そこから先の記憶はない。安全運転なはずの車が猛スピードで最寄りまで駆け抜けた。気づいたら出会ってから3ヶ月の月日が経っていた。

 

恋をするという感覚はなんなんだろう。30歳を手前にして言うのもなんだが、恋人未満な関係は経験してきた。けれどわたしはあと何をすべきなのか。

 

ズルい女からの卒業、だ。

いつもわたしは茶を濁す。周りの目を気にして表情を伺ったりやんわりとオブラートに包む。自分を守るために。

その日だって好きでもない人にチョコレートを渡そうとした、さすがに渡さなかったけど危うく凶器となっていたかもしれない。

だからそんな自分への戒めのためにコレを書いているんだ。

明日、A君をフってやる。

明日、A君をフってやる。

 

(わぁ…今またA君からご飯の誘いが来てしまいました、それでは失礼します。)

2017年

あけましておめでとうございます。

そしてはじめましての方は、はじめまして!

べびれにと申します。

今年こそは日記を始めたいぞ!ということで

ブログを開設してみました。(笑)

ブログを書くのってもしかしたら大学生ぶり?になるので緊張しておりますが…自分が見たり感じたりしたものでもゆるく残しておこうと思います。ただし雑にならないよう頑張る。

 

 

 

あと今年こそはいい恋愛するぞ〜ってな感じで。何せお母さんが自分のことを産んだ歳になってしまったのでね( ˘ω˘ )

先日婚活パーティーに行った時の話でも今度しますね〜

 

それではみなさまよろしくお願いしゃす!